夏休み総括#5(地獄の帰京) [旅行のつもり]
ということで、夏休みの総括を地味にやってみようかと思う昨今、皆様如何お過ごしでしょうか、云々。
重金属@今後の旅行の備忘録ということで。
■地獄の帰京■
気づいたら、青森着のアナウンスが流れていた。
眠れた時間は正味3時間程度だろうか。
眠すぎる体を引きずって、青森市内に向けて運転開始。
朝ごはんは、一度食べて忘れることのできなかった「埼玉屋」のいくら丼(大盛り)
正直言ってしまうと、もう一生食えないんじゃないかと思っていたのだが、食べられただけでも幸せ。
昔は、小汚い感じの市場の一角にあったと記憶しているのだが、青森駅前の再開発できれいな店舗に変わっていた。
「もう一生食えないのかもしれない」とまた思いつつ、ゆっくりとかみ締めながら食べる。
■
前日からの強行移動の疲れもあり、食事の後は車の中で仮眠。そして、風呂に入っていないことに気づく。
むー、どうするか・・・。
カーナビのない車にはやっぱり地図は必携アイテム。
青森市内をジロジロ見てみると・・・「浅虫温泉」の文字を発見。
青森市内からも近いし、一風呂浴びるか・・・と思い、即移動。
時折振る雨がウザったかったのを今でも覚えている。
「道の駅ゆーさ浅虫」にて、入浴。
石鹸などの類はないにせよ、350円で入浴可能というのがとてもありがたい。
5Fに浴場があるのだが、風呂に入りながら海を眺めることができる幸せ。
こりゃたまりませんわ。平日の午前中ということもあり、人は殆どいない。
ストレッチしまくって、体を伸ばしましたわ。
で、この「道の駅ゆーさ浅虫」は、かなり団体利用が多い模様。
幼稚園の一行や老人介護施設が入浴に使用するという利用形態をちらほらと見る。
確かに安いし、眺めいいから、使うのだろうなぁとふと推測。
さて、この時点で12時になったかならないかぐらいの時間帯。
今から高速に乗っても、ETCの深夜割引が適用される前に帰京出来てしまう。
それはそれで何かと高くつく。
となったら、やはりどこか寄り道だよな・・・。
で、また地図を開いて悩みだす。
地図を見回した結果、目に飛び込んできた単語
・八甲田山
・奥入瀬
・十和田湖
・酸ヶ湯
移動ルートを目で追ってみると・・・「お、これ全部移動できそうだ。」という結論に達する。
八甲田は雪山で行ってみたいのだが、まぁ、夏の八甲田を見ておいてもよかろう。
奥入瀬は名前だけ聞いているが、中身は知らない。渓流なんだろうけど、ちょっと涼むにはちょうどいいかな。
十和田湖は行ったことがないから、行ってみたい。あの銅像(女の子が二人向かい合っている銅像)を
見てみたい。
酸ヶ湯は秘湯ということで聞いたことがある。確か混浴・・・。
行かない理由はどこにもないのでw、移動開始です。目標は19時までに高速に乗ること。
■
まずは、青森市内を抜けて一路上りに入る。最初の立ち寄り場所は八甲田山。
ロープウェイの乗り場に到着して、車から降りてみる。
夏場に見るスキー場って、何度見ても間抜け・・・。野沢温泉も夏場見ると、わりと間抜けだったりするし。
売店に八甲田ステッカーとかイケてるものがあれば買おうかと思ったが、見当たらず。
八甲田山荘にお邪魔して、併設されている山案内の道具を見せてもらう。
むー、凶悪な道具がたくさんそろっています。w
「これが八甲田なのねぇ。」とちょっと心にとどめて、酸ヶ湯へ急ぐ。
ここでも温泉な訳で。いや、いいねー。混浴が・・・じゃなくて、温泉が。
由緒正しい、いい温泉なんですよ、これが。
いや、調べた以上に入浴するといい温泉だと痛感できる。
混浴だけど、妙齢のおねーさんは水着だったことを書き加えておきます。
さすがおばちゃんのほうが肝が据わっているというか、気にしないというか。すごい。
東北のほうが混浴文化が残っているよなぁとふと思ってみたりする。
不老不死温泉も混浴という話を聞いたことがある。
「湯上りにはポカリでしょ」といいつつ、ポカリをがぶ飲みして水分補給。
火照った体にはちょうどいい体温調整の液体。
落ち着いたところで、次は奥入瀬を目指す。マイナスイオン全開で。
こんな風景見せられたら、そりゃ足も止まるわ。この光景は見られるものではない。
観光バスが大挙してやってきていたが、確かにこれは観光名所。いうことなしです。
体が安らいでいた。言葉じゃ表現できない何かがあるところ。
そんな絶景とマイナスイオンに癒された後は、ついに最終目的地の十和田湖へ。
しかし、神様は何かを見ているのだろうか。
十和田湖に近づくと、大雨が・・・。傘なんて用意していない。(涙
しかし、「ここまで来たからには、見て帰らなければ男が廃る」という意地っ張りモード突入。
大雨の中ずぶ濡れ&変なテンションで乙女の像に向かってひたすら歩く。
傘なしで歩く。当然周りからは変な目で見られたが・・・。
お目当ての銅像をちょっとだけみて、記念撮影をしたら猛烈ダッシュで車に戻る。
ずぶ濡れの体をタオルで拭き、どうにか普通の状態に。
酸ヶ湯で温まった分が帳消しになっているとしか思えないが・・・^^;
今回の上りの目的を達成し、これで一路東京へ向かえる。と同時に夏休みの終わりも痛感する。
一抹の寂しさ。
■
十和田湖出発し、下道で粘れるところまで粘って「鹿野八幡平」から高速に入る。
最初は順調に移動。盛岡あたりまでは何の問題もなく移動。
岩手山SAでぴょんぴょん舎の冷麺が食えるということなので、早速食べてみる。
むー、やっぱり盛岡駅前のほうがいいね。
でも、うまいにはうまい。
その後、サービスエリアを2つ飛ばし(=大体100kmくらい)での運転をしようとと計画するが、
最初に休憩した前沢SAでかなりグロッキー状態。1時間仮眠を取る。
その後、なんとかサービスエリア2つ飛ばして行こうとするが、それが達成できない。
仮眠を取ったところは、蔵王PA、国見SA、阿武隈PA、大谷PA、蓮田SA。
蔵王PAなんてトイレしかないところ。普通じゃ立ち寄らないのだが、
そこを立ち寄ったということはかなりのグロッキーだった証じゃないかと。
蓮田SAで朝ごはんを食べるが、あからさまに疲れきった顔をしていたに違いない。
■
朝日が出始めた4時半に駐車場に到着。
車の「START/STOP」ボタンに手をかけたとき色々なことが頭をよぎった。
楽しかったこと、つらかったこと。
自然の厳しさと音楽に触れ合っていろいろ学んだ旅行でもあり、
社会人になってからの夏休みで一番過酷で、疲労感たっぷりの旅行。
「こんな旅行よくできたよ」と我ながら感心してしまう。
もうちょっとエンジンかけたまま余韻に浸ろうかと思ったけど、
一思いにボタンを押してすべてを止めた。
「同じことをやりたければ、また来年同じことをすればいい」
そう言い聞かせて。
■まとめ■
別稿にて簡単な感想について記載したが、今となって思うのも、前書いてある通り。
来年も行ってみたいフェスになったことだけは間違いない。
ただし、野営できるだけの装備と気合、若さとテントサイトのチケットがないと、
無理だなぁ・・・。
来年行くなら・・・
①往復飛行機で日曜日にあっさりと帰ってくる。
②片道は北斗星、片道は飛行機。
③往復とも北斗星ww
とりあえず、日曜日は疲労回復に努めないと、ダメージがでかすぎます。
暴走紀行 2007・夏 了
重金属@今後の旅行の備忘録ということで。
■地獄の帰京■
気づいたら、青森着のアナウンスが流れていた。
眠れた時間は正味3時間程度だろうか。
眠すぎる体を引きずって、青森市内に向けて運転開始。
朝ごはんは、一度食べて忘れることのできなかった「埼玉屋」のいくら丼(大盛り)
正直言ってしまうと、もう一生食えないんじゃないかと思っていたのだが、食べられただけでも幸せ。
昔は、小汚い感じの市場の一角にあったと記憶しているのだが、青森駅前の再開発できれいな店舗に変わっていた。
「もう一生食えないのかもしれない」とまた思いつつ、ゆっくりとかみ締めながら食べる。
■
前日からの強行移動の疲れもあり、食事の後は車の中で仮眠。そして、風呂に入っていないことに気づく。
むー、どうするか・・・。
カーナビのない車にはやっぱり地図は必携アイテム。
青森市内をジロジロ見てみると・・・「浅虫温泉」の文字を発見。
青森市内からも近いし、一風呂浴びるか・・・と思い、即移動。
時折振る雨がウザったかったのを今でも覚えている。
「道の駅ゆーさ浅虫」にて、入浴。
石鹸などの類はないにせよ、350円で入浴可能というのがとてもありがたい。
5Fに浴場があるのだが、風呂に入りながら海を眺めることができる幸せ。
こりゃたまりませんわ。平日の午前中ということもあり、人は殆どいない。
ストレッチしまくって、体を伸ばしましたわ。
で、この「道の駅ゆーさ浅虫」は、かなり団体利用が多い模様。
幼稚園の一行や老人介護施設が入浴に使用するという利用形態をちらほらと見る。
確かに安いし、眺めいいから、使うのだろうなぁとふと推測。
さて、この時点で12時になったかならないかぐらいの時間帯。
今から高速に乗っても、ETCの深夜割引が適用される前に帰京出来てしまう。
それはそれで何かと高くつく。
となったら、やはりどこか寄り道だよな・・・。
で、また地図を開いて悩みだす。
地図を見回した結果、目に飛び込んできた単語
・八甲田山
・奥入瀬
・十和田湖
・酸ヶ湯
移動ルートを目で追ってみると・・・「お、これ全部移動できそうだ。」という結論に達する。
八甲田は雪山で行ってみたいのだが、まぁ、夏の八甲田を見ておいてもよかろう。
奥入瀬は名前だけ聞いているが、中身は知らない。渓流なんだろうけど、ちょっと涼むにはちょうどいいかな。
十和田湖は行ったことがないから、行ってみたい。あの銅像(女の子が二人向かい合っている銅像)を
見てみたい。
酸ヶ湯は秘湯ということで聞いたことがある。確か混浴・・・。
行かない理由はどこにもないのでw、移動開始です。目標は19時までに高速に乗ること。
■
まずは、青森市内を抜けて一路上りに入る。最初の立ち寄り場所は八甲田山。
ロープウェイの乗り場に到着して、車から降りてみる。
夏場に見るスキー場って、何度見ても間抜け・・・。野沢温泉も夏場見ると、わりと間抜けだったりするし。
売店に八甲田ステッカーとかイケてるものがあれば買おうかと思ったが、見当たらず。
八甲田山荘にお邪魔して、併設されている山案内の道具を見せてもらう。
むー、凶悪な道具がたくさんそろっています。w
「これが八甲田なのねぇ。」とちょっと心にとどめて、酸ヶ湯へ急ぐ。
ここでも温泉な訳で。いや、いいねー。混浴が・・・じゃなくて、温泉が。
由緒正しい、いい温泉なんですよ、これが。
いや、調べた以上に入浴するといい温泉だと痛感できる。
混浴だけど、妙齢のおねーさんは水着だったことを書き加えておきます。
さすがおばちゃんのほうが肝が据わっているというか、気にしないというか。すごい。
東北のほうが混浴文化が残っているよなぁとふと思ってみたりする。
不老不死温泉も混浴という話を聞いたことがある。
「湯上りにはポカリでしょ」といいつつ、ポカリをがぶ飲みして水分補給。
火照った体にはちょうどいい体温調整の液体。
落ち着いたところで、次は奥入瀬を目指す。マイナスイオン全開で。
こんな風景見せられたら、そりゃ足も止まるわ。この光景は見られるものではない。
観光バスが大挙してやってきていたが、確かにこれは観光名所。いうことなしです。
体が安らいでいた。言葉じゃ表現できない何かがあるところ。
そんな絶景とマイナスイオンに癒された後は、ついに最終目的地の十和田湖へ。
しかし、神様は何かを見ているのだろうか。
十和田湖に近づくと、大雨が・・・。傘なんて用意していない。(涙
しかし、「ここまで来たからには、見て帰らなければ男が廃る」という意地っ張りモード突入。
大雨の中ずぶ濡れ&変なテンションで乙女の像に向かってひたすら歩く。
傘なしで歩く。当然周りからは変な目で見られたが・・・。
お目当ての銅像をちょっとだけみて、記念撮影をしたら猛烈ダッシュで車に戻る。
ずぶ濡れの体をタオルで拭き、どうにか普通の状態に。
酸ヶ湯で温まった分が帳消しになっているとしか思えないが・・・^^;
今回の上りの目的を達成し、これで一路東京へ向かえる。と同時に夏休みの終わりも痛感する。
一抹の寂しさ。
■
十和田湖出発し、下道で粘れるところまで粘って「鹿野八幡平」から高速に入る。
最初は順調に移動。盛岡あたりまでは何の問題もなく移動。
岩手山SAでぴょんぴょん舎の冷麺が食えるということなので、早速食べてみる。
むー、やっぱり盛岡駅前のほうがいいね。
でも、うまいにはうまい。
その後、サービスエリアを2つ飛ばし(=大体100kmくらい)での運転をしようとと計画するが、
最初に休憩した前沢SAでかなりグロッキー状態。1時間仮眠を取る。
その後、なんとかサービスエリア2つ飛ばして行こうとするが、それが達成できない。
仮眠を取ったところは、蔵王PA、国見SA、阿武隈PA、大谷PA、蓮田SA。
蔵王PAなんてトイレしかないところ。普通じゃ立ち寄らないのだが、
そこを立ち寄ったということはかなりのグロッキーだった証じゃないかと。
蓮田SAで朝ごはんを食べるが、あからさまに疲れきった顔をしていたに違いない。
■
朝日が出始めた4時半に駐車場に到着。
車の「START/STOP」ボタンに手をかけたとき色々なことが頭をよぎった。
楽しかったこと、つらかったこと。
自然の厳しさと音楽に触れ合っていろいろ学んだ旅行でもあり、
社会人になってからの夏休みで一番過酷で、疲労感たっぷりの旅行。
「こんな旅行よくできたよ」と我ながら感心してしまう。
もうちょっとエンジンかけたまま余韻に浸ろうかと思ったけど、
一思いにボタンを押してすべてを止めた。
「同じことをやりたければ、また来年同じことをすればいい」
そう言い聞かせて。
■まとめ■
別稿にて簡単な感想について記載したが、今となって思うのも、前書いてある通り。
来年も行ってみたいフェスになったことだけは間違いない。
ただし、野営できるだけの装備と気合、若さとテントサイトのチケットがないと、
無理だなぁ・・・。
来年行くなら・・・
①往復飛行機で日曜日にあっさりと帰ってくる。
②片道は北斗星、片道は飛行機。
③往復とも北斗星ww
とりあえず、日曜日は疲労回復に努めないと、ダメージがでかすぎます。
暴走紀行 2007・夏 了
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