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第二回キャベツマラソン・参加してみた [スポーツ(スキー以外)]

ということで、いきなりテーマが「ランニング」という、少なくとも干支一回り近くやっていない内容に
手を出してしまった今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか、云々。
重金属@辛かったけど、楽しい本番と1ヶ月の練習期間でした。

全ての発端はスキーシーズン一区切りの飲み会からでした・・・。

【発端】
「今シーズンも終ったねぇ」といいつつ適度に飲んだ5月上旬。
ひょんなことからオフシーズントレーニングの話題で盛り上がる。
個人的にはジムに通っているのをトレーニングにしていたのだが、飽きていたというのも事実。
そんなところで、「この際だから走ってみません?」と後輩君に誘われる。

「えー、ひざ痛めそうだから遠慮するよ・・」と断っていたのだが、
新しいことをしたいという気分に何故かなっていた。(酒のせいか?)

そんな中で「こんな草マラソンがあるので、今から準備すれば間に合います」と進められたのが
嬬恋のキャベツマラソン。
「今まで長い距離なんて走ったことないから、いいよー」と言ってそのときは断っていたのだが、
エントリー期限が近づくと、「ここは挑戦しないと男じゃないんじゃないか?」と思うようになり、
急遽参戦決定。最初は「5kmでエントリーだな・・・」と思っていたら、
後輩君が「面白くないから、10km行きましょう。私も行きますから」と煽られ、
そのあおりにあっさり乗ってしまった・・・(苦笑

ここから漸く練習開始。本番まであと1ヶ月。

【練習】
しかし、練習といっても走るぐらいしか思いつかない。
ハイインパクトエアロやバーベルトレーニング、格闘技エクササイズが
ランニングに役に立つとは思えないし。笑

ということで、黙々とルームランナーで練習することにする。
本来ならスタジオに入って汗を流すところを、黙々とルームランナー。
とりあえず「10キロなら1時間以内が目標でしょう」という後輩君の煽りをそのまま真に受けて目標設定。

<10キロ1時間>

とブツブツ言いながら、週二回程度は走りこんでいった。
途中からは傾斜をつけて走ってみるが、とてつもなく辛い。
朝ごはんや夕飯を抜いたままルームランナーで走りこむも、最後まで気力と体力が持たない・・・。

ご飯の大切さ、早くエネルギーに変わる食べ物(バナナなど)のありがたみを痛感する。

本番1週間一寸前までは順調に週二回の練習をこなしていけたが、
最後の週は仕事で時間が確保できず、練習不足に陥る。
前日も走りこんでみたが、はやり体力の低下というか10キロ走る気力がなくなっていた。

「練習をサボった結末がこれっていやだなぁ」

と思いつつ、本番を迎えることになる。

【本番】
さて、本番当日。
5時には練馬ICを出発して、現地着は7時半一寸前ぐらい。
集合場所はパルコール嬬恋。
冬場に幾度となく来ているので、大体かかる時間や感じは大体分かる。
しかし、夏道と冬道でかかる時間が全然違うことにビックリ。
かなり楽して現地まで到着することが出来た。

しかし、来る途中に見えた「残り3キロ」、「残り2キロ」、「残り1キロ」の標識。
スキー場へアクセスする道をそのまま走るのである。
正直、車でもいい回転数になる斜度。

まさか、ここを走れってか・・・

答え:そのとーり(児玉清風味で)

要は・・・
・スタート/ゴールはスキー場のレストハウス前
・スタートから折り返しまでほとんど下り
・折り返しからゴールまでほとんど登り

という究極のコースに仕立て上げられていたのである。

少なくもと車で走って事前に分かっていたことは、「平坦な箇所は2箇所くらいしかない」ということ。
ランニング慣れしている後輩君も「これは超辛いですよ、間違いなく・・・」
現地についてから椅子に座りつつ、スタートと言う名の死刑宣告を待つ。

「折角だから、開会式で偉い人の話でも聞くか・・・」と開会式に顔を出してみる。

ワイヤレスマイクの調子の悪さもあり、音声がブツブツ切れてしまうグダグダ振り。
これはこの大会の行く末を暗示しているのか?
と、そんなことを思っていたら、挨拶した村長かなんかの偉い人が・・・
「日本一の難コースに仕立て上げてしまった。申し訳ない。今回は風景をゆっくり楽しんでください。」
と開会式の段階で主催者謝罪(笑
こんな大会、初経験だよ・・・。どんな大会でもスタート前から謝罪とは。笑

スタートまでの間は軽いランニングで時間を調整。
ウォーミングアップでは坂をちょっと降りてみたが、結構斜度がある。
ダメージを受ける斜度であることは間違いない。

ポイントは折り返しまでオーバーペースにならないこと。

これに尽きると思った。どうせ登りで死ぬほど辛くなるのだから。

スタート後、予想通り折り返し5kmまで周囲は調子よく飛ばしている。
こちらはペースを守るべく、行きたい気持ちを抑えていく。
折り返して残り4kmからはスキー場アクセスと同じ道、つまり過激な登りが始まる。

ボチボチ歩き始めているランナーが多い中、足を止めずになんとか走り続ける。
6kmまでは後輩君と一緒に走っていたのだが、「じゃ、ペース上げます」と一言言って、
過激な登りをスピードアップして登っていった。速い・・・。

追いつけないのは分かっているので、マイペースで走り続ける。

一番きついのは最後の2.5km
ゴールまでずっと登りが続く。周りは歩いている人が多い。

<10キロ1時間>

と念仏のように唱え続け、手元の時計を見る限り残り2.5kmではまだ達成できそうな時間。
歩くことはせずに、黙々と登る。

残り1kmの看板。
もうここまで来るともう少しと思う反面、きつい。
時計を見ると、目標達成ギリギリ。一寸ペースを上げると息が乱れる。辛い。

そして、最後の最後。
残り500mののぼりが一番辛かった。
ここで飛ばせば目標に間に合うが、前に進めるのが精一杯。
最後の最後、ゴールの直線にかかった瞬間、このレースで一番気持ちよく走れる直線に遭遇。笑
手元の時計をみたら、あと10秒ぐらいで1時間になってしまう。

できれば、1時間を切ってみたい

そんな欲求からラストスパート。
ゴールと同時に時計を止めてみる。

残念ながら1時間切りは出来なかった。

欲を出した結果ダメだったが、完走と目標時間での走破という十分な結果。

達成感と充実感は十分に感じていたと。

【感想】
とりあえず目標の一時間で到達できたのは何よりだと思っています。
気分的には1時間を切りたかったけど、仕方がないかな。

で、今回参加していいと思った点、えーって思った点は以下の通り。
初めての参加なので、

■いい点
・ハード面(駐車場、トイレなどの人が待機するに必要な施設)は十分に揃っていて、快適。
・出店がそれなりにあり、ご飯やランニングアイテムを緊急的に購入できるのはいい。 
・既存の施設を利用するという方式に関しては、賛成。休眠施設の正しい利用だと思う。
・ハードな登りを考慮しているからか、2.5kmごとに給水施設あり。気分転換としてはよかった。
・ボランティアで活動している人が大半。村全体でやろうとしているという感じは伝わる。
 地元中学、高校の生徒がレースに参加したり、ボランティアで働いていたりと村全体で頑張ろう
 という雰囲気が分かっただけでもよかった。

■NGな点
・コース設定。(こうなったら、日本一の難コースを謳い文句に続けて欲しい!)
・高速からスキー場までのアクセス(冬場でも変わらないけど、やっぱり遠い)
・5kmのエントリだと風景が十分に楽しめない。10km以上なら風景楽しめるかも。
 今回一番辛い思いをしているのは5kmの参加者だと思う。
 平坦なところは何処にもなく、下ったまま折り返し地点に着いて、そのまま上り返すコース設定。
 これは絶対に辛いと思う。10kmのほうがまだ風景見れたし、色々よかったかも。


簡単にまとめるとこんな感じかと。

最後は温泉に入るため、草津か伊香保かと迷った結果、伊香保で温泉に浸かって帰京。
十分に健康的な週末が送れたなぁと思ってみたりする。

とりあえず、ランニングできるということはよく分かった。
何かチャンスがあれば、ハーフでも挑戦してみるかな・・・。
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