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白馬遠征記(08/03/07~03/09) [スキー]

スキーシーズンももう終わりかなぁと痛感させるザク雪を白馬で経験し、
春の訪れをなんとなく感じる今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか、云々。
重金属@東京じゃ16度とかが当たり前になってきましたなぁ・・・。

3月になってからは各地スキー場でも南風が吹き始める。
シーズン終わりを痛感させられる天気。


■今回の目的
ということで、今回の遠征の目的は3/7から始まる予定だった、
栂池のヘリスキーだったわけですよ。

天狗原までヘリ連れて行ってもらって、そこから滑降してくるというルート。
お金を払って移動問題を解決するという「おとな」なやり方。

ところがどっこい、週の真ん中ぐらいにヘリスキー延期が決まって、
白馬に行く理由がなくなってしまう。
しかし、もう行く手配をしてしまっていた以上、行かざるを得ないので、
テンションダウン状態で東京発。
前泊できる宿を手配していたので、金曜夜発です。

■3/7
練馬から長野までいつもどおりさっくり移動。
今まで白馬に行くとしたら・・・
・電車
・豊科ICから白馬入り
という2ルートしか経験したことなく、長野周りは初めて。
(つか、白馬はあまり行かないので・・・)

いや、前泊可能な場合の白馬入りは楽でいいですわ。
特に長野周りは道が整備されているし、信号少ないし、オリンピック道路は夜間無料だし。
後は、ETCの深夜割が4割引というのは破壊力抜群。
長野まで¥2950で移動できてしまうのは大変助かる。

移動中に見た風景は、道の横に雪がかなり積まれている状態だったこと。
今年の雪の多さを物語っているように思えた。

とりあえず、宿についてからは適当に飲みつつ就寝。

■3/8 栂池
今回行くスキー場で土曜日は栂池に決めた。
そもそも起床時間が遅かったということもあり、八方尾根は断念。(駐車場確保が難しいから)
ヘリスキーやっているわけじゃないので行く理由もなかろうにと考えていたのだが、
天気予報などを見る限り、標高が低いところにあるスキー場ではザク雪の春スキー状態が想像出来たので、
とりあえず標高が高そうな栂池に向かうのがベターと判断して移動。

鐘ゲレ(「鐘の鳴る丘ゲレンデ」最下部のダラダラ斜面)はザクザク雪で使い物にならず、
ゴンドラに乗って最上部でずっと遊んでいたりした。
それにしても、老舗スキー場というか、リゾート法で生まれたつまらないつくりのスキー場なんかに比べれば、
豪快な斜面構成やコース設定。
個人的には白馬界隈では一番好きなスキー場のひとつ。

「楽しめないかもなぁ」と思って滑っていたが、かなりの滑走距離を稼いでいて、楽しんでいた自分がいる。
コース内の所々に荒地やノートラックの部分があり、喜んで突っ込んでいってテレターン。
楽しいっ(≧∇≦)b
まぁ、前転も数回しましたが・・・。

しかし、何かと話題のスキー場。
立ち入り禁止とか滑走禁止というところに喜んで突っ込んでいく馬で鹿な方々がいると、
速攻で「コース外滑走禁止!すぐもどれ!」というアナウンスが日本語、英語で飛び交う。
雪崩やコース外滑走にはすごく敏感、いや過敏な感じがしてしまった。
コース外に突っ込んでいく人を観察していると、外人(英語圏)スキーヤーかボーダーが多かった。

#そうそう、パウダーとか荒地とかノートラックとか騒いでいますが、
#おいらはスキー場ではコース外滑走をしようとはこれぽっちも思わない。
#自己責任エリアには喜んで行くが、スキー場が絶対ダメというところは行かない。
#本当に戻れなかったり、大怪我する可能性があるところに行く馬な鹿ではありません。

そういうところに入ることで、雪崩が起きるという意識がないのだろうかとふと思う。
気温も高くなっていたし、何か起きてもおかしくないんだけどなぁ。
本気で取り締まる気があるなら、パトロールが常に巡回して、コース外滑走を見かけたら
とっ捕まえて、リフト券没収、即退場という扱いにしてほしいものです・・・。

で、午前中ぐらいには荒地もノートラックもなくなり、午後からはストイックに練習タイム。
急斜面で小回りの練習したり、平地では重心の確認をしたり・・・。

あれ?遊びに来ているんじゃないの?

まぁまぁ、そういう突っ込みはどうでもええやん(笑

それにしてもゴンドラ乗り場に張ってあった昔のポスターは強烈過ぎる。
20080308133412.jpg
足元のフワフワした物体は何ですか?ジャケットについているフワフワの意味は?
RayBanのようなサングラスは時代先取り?それとも大門サングラス?
持っているスキー板はオガクズ・・じゃなくて、オガサカだし。
突っ込みどころ満載の強烈なポスターだった。
「いい日旅立ち」というキャッチコピーが懐かしゅうございます。

20080308104341.jpg
で、その次がオーバーオール着たおねーちゃんがシングルリフトに乗っているポスター。
つか、それがウエアなのか?吹雪いたら死んじゃうぞ・・・。
そもそもこんなシングルリフト今じゃなかなか見られない・・・。
戸隠の中社ゲレンデのシングル、あとは猪苗代にあるシングルがこんな感じだった記憶が・・・。
ニセコのシングルはまだまともだった記憶が・・・。
とりあえず、時代を感じさせる一枚だったことだけは間違いない。

その日の夕方に田舎の友達からTEL。
偶然近くのスキー場に来ていることがわかり、明日の様子次第で一緒に滑ろうか
という話になった。
以前から滑る約束をしていたのだが、双方の都合でまったく予定が合わず、流れ
ていた話。
即座にOKして、電話を切った。

で、思い出す。
げ、翌日は「てれまくり」に行こうかと思ったのだが・・・。どうすっか・・・。
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遭遇したテレマーカー:2人
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■3/9 岩岳 佐野坂
で、実はヘリスキーのほかにも隠れ目的がひとつあり、白馬乗鞍でやっている「てれまくり」という
イベントの様子見をしてみたかったというのがあった。
平たく言えば、テレマークの試乗会やらなんやらをやっているイベント。
いろいろ調べてみると、両日で600人近くテレマーカーが集まったそうだ・・・。
行くところ行くところテレマークという絶景をぜひ見てみたかったのだが。

大混雑の中突っ込んでいくのもなんか気が引けたので、仲間と滑る予定にしていた岩岳と
田舎の友達がすべりに来ているという佐野坂のはしごを計画。

岩岳は大半がボーダー、ボーダー天国。
ゴンドラもボード格納用のアタッチメントがついていたりして、
ボーダーにやさしいスキー場だなぁと改めて思う。

雪自体はもうお話にならないぐらいのザクザク雪。こんな雪じゃ半日でご馳走様になります。

しかし、気持ちよすぎるドピーカン。そして、暑い。間違いなく焼ける・・・。
マイナスなことを思いつつも、当然風景はきれいなわけです。
D1000077.JPG
白馬岳(しろうまだけ)(「はくばだけ」じゃないぞ!)がきれいに見える@岩岳第五クワッド前にて

2時間程度滑った後は、一人だけ佐野坂に移動。
岩岳よりさらに標高の低い佐野坂はお話になりません・・・。
いつも田舎で会う友人と白馬で会うとは・・・。なんとも不思議な感じ。
ザクザク雪だったけど、フラットバーンが多く思いっきり大回りでぶん回してき
ました。

D1000075.JPG
あ、ちなみに写真は青木湖です。結構きれいに見えた。
(佐野坂第三クワッドリフト頂上にて)
4、5本滑ったらご馳走様感もあり、岩岳に戻る。

移動中に車についている外気温計を見るが、7度とか・・・。
3月上旬の気候とは思えない暑さ。こうなっちゃうと白馬はダメですな・・・と痛
感。

帰りはお昼を抜いていたので、グリンデルの激盛ご飯を食べて中央道経由で帰宅。
20080309152342.jpg
このオムライスは激盛・・・。おいらは普通にカツどんを食べたが、量的には牛
丼の特盛を
食べているような感覚だった。

16時の時点で関越の渋滞が始まっていたので、早々に中央道を選ぶ。
結果からすると、渋滞ゼロでもどった。
(厳密にいうと、渋滞回避(時間調整)のために一般道を使ったりした)

グリンデルの激盛ご飯はその日の夕飯すら受け付けなかった・・・。

あ、佐野坂は初めて行ったので、簡単に感想を纏めておきますわ。
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 ・一部にコブ・モーグルコースが用意されている。それ専用のスクールがある
のがすごい
 ・来ている人はどちらかというと地元の人が多そうな感じ。
 ・不整地、パウダーという言葉は似合わず、ストイックな基礎スキーなどのた
めにある
  スキー場のように見える。
 ・国道からの入り口がわかりにくい&駐車場が泥だらけ・・・。
  駐車場もゲレンデに近い最上段のポジションにつけないと、移動が面倒にな
る・・・。
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とりあえず、練習とか整地好きの人にはたまらないスキー場でしょう。
おいらはテレカービングの練習ができたし・・・。

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遭遇したテレマーカー:岩岳=0人 佐野坂=1人
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最後に春めいてきた陽気のなか、八方尾根を遠くから撮ってみた。
D1000076.JPG
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