明日なき暴走の果てに・・・（注：アルフィーの歌じゃないですよｗ）

ということで、20代最後の夏を満喫した昨今、皆様如何お過ごしでしょうか、云々。
重金属＠自己破壊、満腹中枢破壊といった「破壊」がテーマの旅行でした。

そんな旅行の旅行記を。
携帯からチマチマとダイジェストっぽく更新していましたが、まとめて更新を･･･。
因みに写真をふんだんに使っていますので、携帯から見るとパケ死に至る可能性がありますので、
パケホじゃない場合は携帯からの閲覧をやめたほうがいいかと思います･･･。

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20代最後の休みなんだからさ、なんかいったことがないところいきたいし、
この先いつまでこんなことができるかわからない。もしかしたら、これが最後かも。
それなら、カネも時間もかかるけど、いけるところまで行ってみたかった。
四国から広島、そして未踏の地、九州へ。
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■0日目（2006/9/15）　東京→寝台列車にて･･･

博多までの切符を手に出発。個人的には一番よく使用している寝台でまずは四国を目指す。
3年前のうどん行脚などでかなり四国はお気に入りの土地となってしまっている。
とりあえず、旅行の途中までは飲み仲間・ジム仲間のみぃやんが同行。
で、サンライズお約束のノビノビシートにて、宴会開始。

出発前に京成八広に立ち寄り、丸好酒場より調達したレバ刺しと煮込み。
(ﾟдﾟ)ｳﾏｰ
煮込みに生ものとそれなりに匂いが立ち込めたのだが、周りも似た様な感じで、
冷酒で宴会したりとか異臭を放ちまくっている。(笑)さすが週末。
こんな感じで1時近くまでダラダラと飲み続けた。明日のうどん行脚を楽しみにしつつ･･･

■1日目（2006/9/16）　寝台列車→高松（高松市内など）→松山
えーい、ということで5連発だ(笑)
（さか枝）
（池上）
（増井米穀店）
（松家製麺所）
（連絡船うどん）
最後に駅そばが入っているところは気にしない。(笑)
6時間で5食。我ながらよく頑張ったかなぁと･･･。満腹中枢は十分破壊されました･･･。
因みに3年前のガイドブックを元にうろうろしたが、今はないうどん屋さんもあったりして、
ガイドブックは最新に限るということも何気に勉強。

その後、即死状態で松山まで移動。移動中もなんとなく目がうつろです･･･。
松山の「酔匠」というお店が本日の最終目的地。ひょんなことでよくしてもらっている飲み屋さんです。
道後温泉に浸かってから飲みにいくも、うどんと前日の酒が影響し、ノックアウト･･･。
店で横になってしまうという失態を演じてしまう･･･。しまった･･。

因みに、道後温泉の商店街でこんなもの発見。

タイトル（男の秋祭り）とフォント、ポスターの感じにココロ鷲掴みされました･･･。
高田が出てきそうだ。(笑)

■2日目（2006/9/17）　松山→柳井→宮島口→広島（→博多・・・）
この日は「間一髪セーフ」と「余裕でタッチアウト」の2つを経験。

8月時点の時刻表で、11時一寸すぎに柳井行きの船が出港するということだったので、
朝はそれにあわせて松山から移動を開始。たまたま乗り継ぎもよくて早くついたのだが、

「本日は台風の影響により、このあと10時55分に出る船が最終便になります」

ん？11時過ぎじゃないのか？と港に掲げられている時刻表を確認すると･･･「9月1日改定」の文字が。
こりゃ8月発行の時刻表は未対応だわな･･･。
とりあえず、早く到着したことにより何とか広島への足がかりはできた。
飲んだくれながら、柳井港へ到着し、宮島口へ。

「アナゴってこんなにおいしいんだ・・・」と再発見した気分です。

アナゴに満たされた後は、広島へ移動し、そこから新幹線で一路博多へ。
携帯から指定席予約をするも、どうも予約の動きがｱﾔｼｲ･･･。
「これ、とまってんじゃないのかなぁ」と二人で言い合っていたら・・・

予想通りでビックリ。(笑)
しかも、到着した時間帯では博多行きの新幹線終わっているし･･･。

ということで、同行のみぃやんは日程の都合上旅行打ち切り、おいらは広島で一泊してから博多へと
決めて、広島駅で解散。

解散と同時にとりあえず宿（カプセルホテル）は抑えて、お好み焼きを食べにいくことに･･･。
一応2枚は喰ったが、うどんで壊された満腹中枢はまだ回復していなかったようです･･。

く、苦しい･･･。

■3日目（2006/9/18）　広島→小倉→博多
台風一過とまでは行かなかったが、日差しの強い広島。
新幹線は平常どおり動いているようで、博多に向けての移動を開始。
一箇所寄り道したいところもあったので、まずは小倉まで移動。
初の九州上陸は、広島とは違って雨のお出迎えでした･･･（涙

で、小倉競馬場に足を運ぶ。変則開催のお蔭で、場外馬券売り場として機能していた。
これでJRA10場に足を踏み入れた。ちょっとした達成感を感じていたりする。(笑)
この日の競馬結果に関しては、語るまい･･･。ここまでビミョウに外れ続けると髪が薄くなる･･･。
#翌週はもっとイライラする結果がまっているとは・・・

小倉でラーメンを食し、お城チェックをした後は再び新幹線で博多へ。
天神に荷物を置いて、まずはラーメンを立て続けに2杯。
（長浜屋）
（節ちゃんラーメン）

この時点で、己の選択の甘さを痛感する。うどんと同じ感覚でラーメンを食べていた･･･。
「これは次入らない･･･」という嫌な予感がしつつも、腹ごなしと称して、雨の中の天神、中洲、
祇園を散策。
しかし、天気の影響か、思ったほど屋台が出ておらず、宿の近くだった中洲川端の屋台群に
身を投じることに。
とりあえず、おでん（牛スジですな）、酒に〆のラーメン。太るわー。(笑)
（一竜）
本日も満腹中枢破壊されました･･･。

■4日目（2006/9/19）　博多（大宰府・百道浜）→広島
奇しくも30歳を迎えたこの日、キモチを新たにしようと大宰府天満宮詣でを決行。
意外と天神から近いものなんだなぁと痛感。ただし、出発予定時間が1時間ずれたため、
単なる太宰府天満宮参拝だけで終わってしまった。

旅行客で多かったのが、韓国や中国の方々。言語が違っていた＾＾；
しかし、文化の違いと言うか、なんというか。祭壇に向けられている鏡に対してデジカメで
撮影したりするのが理解不能。
まぁ、珍しいものだから撮影するのだろうけど･･･。
そういう姿を見てしまうと、「バチアタリ」という言葉をかけたくなる･･･。

おみくじを引いたのだが、約1ヶ月前に熱田神宮で引いたおみくじと似通った言葉が多いこと･･･。
特にショックだったのが、「旅行：遠くはさけよ」
・・・・。えっと。
東京から博多って近場だよね！？（号泣
ずっと、遠くしか旅行していないのに、このお言葉はないんでない？
待人は「いずれ来る」とかだし･･･。この先の人生お先真っ暗かいな。orz
悔しいので、名物の梅が枝餅を食します。

馬鹿にしていたのだが、旨い。焼き立てというのもあったのだろうけど、餅の食感といい、
餡子の甘さもほどほどでよかったりして、満足♪

その後、博多の老舗料亭「稚加榮」のランチ。

一品一品がめちゃくちゃ旨い、且つチューブに入っている明太子がかけ放題。
ご飯お代わり自由。満腹中枢破壊されました。(笑)
東京だったら3000円超えすると思われるランチが1260円で食えるのは犯罪かも･･･。
いや、マジ旨かったっす。

その後、「博多のお台場」と言われそうなタワー＆百道浜へ。
単に百道浜と室見川がどんなところか知りたかっただけ。
椎名林檎の「正しい街」をパワープレイしつつ、台風の爪あとが残る海岸を散歩。

抜けるような、きれいな青空が何故かココロ虚しくさせます。

ドームも外観だけしっかり拝み、次は一路広島へ逆戻り。
広島市民球場での野球観戦！

てか、神宮より市民のほうが臨場感たっぷりですな。応援もスクワットしまくりだったし、
小学生ファンがゴロゴロしていたのも印象的。
隣に座ったカープファンの親子と10分ぐらいで仲良くなり、お菓子交換やジュース買ってあげたりとか。
おっちゃんぶり発揮していました。(笑)
試合自体は小久保のグランドスラムで広島の負け。とりあえず、やけ食いを決めて、
再び2枚食べてみました。(笑)

大阪と違って、麺と野菜を食べている感じがやっぱりいい。
野菜をしっかり食べている感があるだけで、何故か安心していたりします。

■5日目（2006/9/20）　広島（城・公園）→東京
旅行最終日を迎えたこの日、「最後まで食い尽くしてやる･･･」という心意気で幕開け。
まずは、開店と同時に有名どころ、「みっちゃん」へなだれ込む。
客はおいらを含めて2名だが、焼いているお好み焼きの量が半端じゃない。
「昼飯のお弁当用？のお好み焼きなのかっ!?」そんな勢いで、何十食と焼き続けている
風景が印象的だった。

その後、腹ごなしを兼ねて、お城、広島市民球場の外観確認、原爆ドームなどの周辺施設を行脚。
修学旅行生がたくさんいたが、どちらかというと飽き気味の学生が大半。
そんな奴らに言ってやりたい。「10年後もう一度ここに来てみろって」
おいらは１２，３年前に修学旅行で広島に来たとき、建物やその事実の歴史的な重さはわかっても、
感情的な部分では何も理解できていなかった。感じることができなかった。
しかし、今になったらなんとなくわかる。
歴史的な重さも再認識できたし、感情的な部分も何かを理解できたんじゃないかと。

「大人の修学旅行」じゃないが、昔修学旅行で回ったところを、もう一度回ってみたい。
そんな気分になる。
きっと感じることの違いや、ものの見方の違いが解るんだろうな･･･。

広島の重さをもう一度確認して、最後はラーメン締め。
岡山→東京間をグリーン車で乗り倒して帰ってくる。
それにしても、グリーン車はいいわぁ。人間腐るよ。＾＾；
あと、名古屋の次は関東に止まるという新幹線は久々に乗りました。(笑)
大体、静岡県内に停車するような電車に乗ることが多いので。

グリーン車に腰をかけた瞬間に今回の旅行の終わりを感じて、
自分を極限までに追い詰めることは暫くないのだろうと安心する一方、
とても寂しくなっていた自分がいたことも事実。
本当に仕事せずに、給料だけもらえて、暫くうろうろできるならあと10日はうろうろしたいと
心底思っていた自分がいる。
酔いながら、外をボーっと見ていた。
旅を思い返す。

車窓からライトアップされた東京タワーが見えた。

現実に引き戻された。

■教訓
・日程と予算は余裕を持って！（1日目以外は車中泊かカプセル泊･･･）
・胃腸薬は常備するべし
・カプセルホテル連泊の時には携帯の充電などには気をつけろ！
・時刻表とガイド本は常に最新を持ち歩け

こんな感じでしょうか。
20代最後の暴走は、満足この上なし･･･。来年はもっと大人な旅を目指したいと思う昨今です。